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「津波警報が発令」非常時だから大切にしたい、「拡散」の前に立ち止まることの意味

イメージ画像 のらニュース
ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成

2025年7月30日水曜日、のらニュースでございます。

M8.8の巨大地震で、津波警報発令

今朝から話題になっているのが、ロシアのカムチャッカ半島沖で発生したマグニチュード8.8の巨大地震についてです。現在、私がこれをお伝えしている最中でも、まだ津波警報が出ています。

あらゆる情報が錯綜している状況です。ひとまず皆さん、情報に当たるときには出典元をしっかり確認した上で、SNSで情報を拡散する際も注意して行動してください。

もちろん、SNSは私も注目していますが、それよりも優先すべきは人命です。沿岸地域にお住まいの方がいらっしゃいましたら、数十センチだと言っても、津波の数十センチは、いわゆる波の数十センチとは異なります。水だけでなく、様々な瓦礫も含めて流れてくる可能性がありますし、それも波というより壁が押し寄せてくるような印象を持つべきですので、できる限り早めに避難してください。

これからも余震に注意が必要

発令されてから時間が経っているので、避難されている方もほとんどだと思います。まだされていない方がいらっしゃいましたら、少なくとも警報や注意報が解除されるまでは、身の安全を最優先にしていただきたいです。

これからも余震などで再び津波が来る可能性がありますし、場合によってはそちらの方が強い津波になる恐れも存在します。マグニチュードが8.8という、普段なかなか聞かない数値が出ているわけですが、それよりも仮に下回る震度であっても、安心するべきではありません。引き続き、しっかり情報を収集することが大切です。

「デマ」は人命を落としかねない

そこで重要なのが、緊急時の情報伝達についてです。災害が起こるたびに問題になるのが、流言飛語やデマの類が飛び交う状況です。このようなときに、正しい情報を見極めて接することが最優先になります。

情報は、場合によって人の命を落としかねません。災害による直接の被害だけでなく、二次被害として「情報による混乱」も大きな問題になりがちですので、ぜひとも安心して情報を拡散できる状況を整えてください。

ここで、使いやすい判断基準として総務省が公開しているものがあります。

情報源がどこにあるか、その分野の専門家がどう言っているか。その画像が本物かどうか、知人だからという理由だけで信じていないか。表やグラフも疑ってみて、その情報に動機があるかどうかといった内容が示されています。

これさえ身につけておけば、ある程度精度の高い情報が得られると思いますので、心配な方はその判断基準に基づいて情報を選別してみるのもよいと思います。

愉快犯でデマ拡散をもくろむ人もいる

やはり不安になりますよね。おそらくこれから夜が更けていき、避難所で過ごされる方もいらっしゃると思います。この先どうなるかという不安を抱えている方も多いでしょう。

地球がどうなってしまうのか、そうした心配をされるのも大きな地震があったからこそ仕方のないことです。ただ、そうした不安につけ込む人々がいることも事実です。

必ずしも金銭目的だけでなく、愉快犯的にデマを流して楽しむような人もいるわけです。ですから、そうした情報に踊らされないためにも、先ほどの基準は重要ですし、一番大事なのは自分自身が判断することです。

緊急時だからこそ冷静になろう

ただ、自分の判断が必ずしも正しいかどうかは分かりませんが、他の誰かの命や暮らしを左右する情報については、一旦立ち止まってから判断するべきだと思いますし、そこがしっかりできないと流行している情報に流されがちです。

急を要する状況だからこそ、冷静になる必要があると考えています。このような状況だからこそ、今ここで言葉を聞いて行動できることが一番良いと思います。それではまた次回です。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
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