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永田町でこの先生きのこるには…斜陽も好調も気にしている「政党要件」

イメージ画像 のらニュース
ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成

2025年7月1日火曜日のニュースでございます。

さて、今日は朝に収録しております。普通は前の日の夜に撮ることが多いんですが、いろいろとやることがあって、気がつくともう2時くらいになってしまって、「今からニュースを探して考えるのもなぁ」と思って遅くなりがちなんですけれども、「1日のうちどこかで」となれば余裕がありますからね。

1日は24時間がありますから、未明の1時に録音できなくても、そこから23時間の余裕がありますからね。

その日のうちにポッドキャストとブログの更新を終えていれば、一応その日の目標は達成したなという形になります。毎日更新できていることに感謝していますが、何とかここまでやってこられたという感じですね。

2025年も折り返しに

本日のニュースをご紹介する前にですね、気がつくともう7月ですよ。上半期が終わってしまったなと感じていますが、おそらく気がついたらもう1月になっているでしょう。「2025年、あっという間だったな」と言っているのだろうと思います。6ヶ月後は、もう少し健康でいたいなと思っていたりします。

おかげさまでお酒を減らして、運動もしている結果、4月の初めには69kgあった体重が、さっき測ったら61.9kgになっていました。7kgちょっと減っていて、今月中にできれば50kg台に行きたい。

最終的には50kg台半ばぐらいまで落とせればいいかなと思っていますが、体重が全てではないですよね。体脂肪率は微減ぐらいなので、まだまだ減らせる余地があると思っています。暑い季節なので、あまり運動ばかりしてストイックになりすぎると熱中症になりかねないことも心配ですから、気を付けていきたいと思う今日この頃です。

「国会議員がゼロ」なのに、政党要件を満たしているところも

それでは前置きはこの辺にして、本題に入りましょう。皆さん、「せいとうようけん」という言葉をご存じでしょうか? 「せいとう」と言っても砂糖を作るわけではありませんよ、「政党」です。政党要件という名の通り、政党と名乗るには基準となるものがあるわけです。

面倒なのが、いくつか基準があることです。大きく「政治資金規正法上の基準」と「公職選挙法における基準」、そして「政党助成法における基準」があります。

「現職の国会議員が5人以上存在していること」「前回の衆議院選挙か前回・前々回の参議院選挙での得票数が2%以上」であることです。この2つのどちらかを満たせば政党として認められる形になりますが、政党助成法の場合は加えて、「国会議員が1人以上所属していること」が必要です。

とはいえ、「箱だけが残っているけれども、所属の国会議員がいない」という政党もあります。直近でわかりやすい例が「みんなでつくる党」です。「NHKから国民を守る党」「NHK党」が前身ですが、そこに所属していた議員が抜けてしまいました。

今「NHKから国民を守る党」もしくは「NHK党」として活動している国会議員が2人いますが、その2人は「みんなでつくる党」には所属していないので、現在「みんなでつくる党」は政党要件を満たしているものの、国会議員が1人もいないという状況になっています。

社民党がラサール石井さんを擁立

そうした状況の中、今崖っぷちにあるのが社民党です。政党要件が満たせるかどうかというところで、所属の国会議員が今3人(うち1人が改選)なので、現状維持では「5人以上」が見込めない現状があります。

あとは、「2%の得票率」の点でも、今の多数の政党が乱立している状況では存在感がなかなか発揮できないという現実があります。それを受けて、昨日発表されましたが、参議院の比例代表にタレントのラサール石井さんが擁立されるということです。これは大きな話ですね。

もともとSNS、特にX(旧Twitter)で政治的な発言を多くしているラサールさんですが、政治についても踏み込んだ発言をしてきた印象があります。博識であることも知られていますし、ラサール高校出身という経歴もあります。

こうした方が社民党のために活動するというのは大きなことだと思います。ネット上では、「もっと似合うのは、れいわ新選組」なんて意見もあります。確かにそうかもしれませんが、それでも社民党を選ぶところにセンスがあると感じます。

「社民党の救世主」ストーリーは、最近の選挙に合っている

最近の選挙は「ストーリー」が重んじられます。社民党が政党要件を満たさない可能性がある中で、それを救うストーリーは非常にわかりやすい。のぼり調子にあるれいわ新選組には、「救世主」的なストーリー性があまりないという印象もあります。

とはいえ、人気投票で知名度のある方を擁立すればそれで大丈夫というものではありません。まだ記者会見やったばかりですから、今後ラサール石井さんがどのような政策理念を持っていて、世の中をどう変えたいのかということがもっと伝わる必要があります。

また今回、社民党は「社民党Reboot2025」「社民党が変わる」というキャッチフレーズを掲げていますが、今までと比べるとかなり洗練された印象があります。広告代理店に頼んでいる可能性もあるでしょうが、今までの社民党とは違う印象を与えようとしている気がします。私自身は社民党支持ではないのですが、その点を強く感じる次第です。

参政党は「みずほ」氏入党で、国会議員5人を達成

政党要件に関するお話を続けますと、昨日、参政党も政党要件を満たすようになりました。これで「国会議員5人」という条件が達成されたのです。元々2%以上の得票率を満たしており、今回、日本維新の会から離党していた梅村みずほ参議院議員が入党したことで得られた成果です。

梅村さんは会見で自民党に公認申請をして国民民主党に入る考えもあった中で、最終的には参政党から出ることになったようです。参政党は今、参議院選挙でもおそらく何らかの議席を獲得するだろうという流れがあります。

現職の参議院議員が参加することで、参政党にとって、どこまでプラスになるかという点も重要です。社民党が崖っぷちにあり、参政党が順調にいっている状況です。

日本記者クラブの判断は、果たして平等と言えるのか

一方で、「2つの要件を満たしているか」の基準によって、日本記者クラブが行っている討論会に、参政党は参加できる一方で、社民党は参加できないということがあるわけです。

記者クラブ党首討論、社民・福島氏招かれず 参政党の駆け込み参加に「その手あったか…」
社民党の福島瑞穂党首は30日、国会内で開いた記者会見で、参院選(7月3日公示、20日投開票)に合わせ、日本記者クラブが2日ひ主催する党首討論会に自身を招かなか…

私は、記者クラブは、しっかり公平性のある報道を行うべきだと思います。その点において、2%の得票率を満たしている社民党については、平等に扱うべきだと思います。

政党が多すぎて、選別しないと進行に支障をきたすと考えているのかもしれませんが、私は報道する以上、しっかり守るべきだと思います。そうした姿勢が一部のマスコミに感じられることがあり、嫌な気持ちになる今日この頃です。それではまた次回です。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
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