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これは褒めなきゃな…高市内閣の「日本成長戦略本部」に文句を付けようもない理由

ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成 エッセイ

2025年11月4日火曜日のニュースでございます。

きょう発足

さて、今日はもう早速、本題に行こうかなと思います。政府は今日、日本成長戦略本部というものを立ち上げました。これは、高市さんが総理になってからの最初の大きな仕事だと思います。

AIや造船、17分野に重点投資 来夏に成長戦略、新会議を設置―高市首相「供給力を抜本強化」:時事ドットコム
政府は4日、高市早苗首相が掲げる「強い経済」の実現に向け、全閣僚による「日本成長戦略本部」の初会合を首相官邸で開いた。人工知能(AI)や造船など17分野を重点投資対象と決定。関係閣僚と有識者で構成する「日本成長戦略会議」を設置し、官民連携の...

これからの日本をどう導いていくかということを、おそらく考えていく場になるのだと思います。閣僚の皆さんと有識者を集めて、今後の日本の成長戦略を描いていく形となっております。17の分野を重点投資対象として決定したとのことで、各社の報道でもいくつか挙がっていますが、ハード面ではAIや半導体、航空宇宙など、ソフト面ではコンテンツやゲーム、アニメ産業などもあります。

どうやって「世界と競争」するかを描いた

今までこうした戦略本部を設けることはなかったのですが、岸田さんの時代に新しい資本主義戦略本部が立ち上がり、そこで投資に世の中を回していく方向が模索されてきました。

例えば、NISAの拡充などがありましたが、その期間にいろいろな議論が行われて、岸田さんから石破さんにかけて約5年間続いてきたわけです。しかし、今回はそれが廃止され、この日本成長戦略本部が設立されたという形になります。

私自身、高市政権に関してあまり良いことを言ってこなかったので、ここで何か褒めるようなことを言うと手のひら返しになるのではないかと思うのですが、評価すべきところはしっかり評価しようと思います。まず、この17の成長分野を定めたことが、非常に今後の日本にとってプラスになると考えています。

なぜなら、日本のこれからの成長可能性を、どのジャンルで世界と競争するのかという視点が今まであまり描かれてこなかったからです。

「失われた30年」では、戦略どころじゃなかった

これは別に岸田さんや石破さんが悪いという話ではなく、安倍さんの頃でも長期的ビジョンの提示はあまり見られませんでした。

バブル崩壊から約35年が経過しました。その間に「失われた30年」があり、今ではそこから明けて来ているという認識を持っている方が多いでしょう。私もそう思っています。それが明けるきっかけになったのがアベノミクスであり、経済成長を促す要因となったと考えています。

アベノミクスでは、日本にお金を集めることや、外国の投資家から資金を得ること、年金運用を行うGPIFなど、日本の投資形態を整える基盤作りを行ったといえるでしょう。その後、機関投資家や裕福な方々だけでなく、一般の人々が投資に目を向け、お金を運用する意識を高めてきた流れが岸田さんから石破さんにかけて続いています。

いろんな下準備がそろって、満を持してのスタート

その結果、国内外でお金が循環するシステムが形作られた今だからこそ、新たな挑戦に向けて資金を活用できる下準備が整ったのではないかと思っています。ですから、常に高市さんを評価するというわけではありませんが、今の状況を素直に評価したいと思うところです。

高市さんが立ち上げたこの構想によって、彼女だからできたことではなく、すでに日本の株価は高騰していました。その流れがやっと固まったからこそ、こういった政策が講じられるようになったのではと考えています。

名前がわかりやすいのがいい

正直なところ、この名称は素晴らしいですね。日本成長戦略本部、わかりやすく、間違いようがありません。岸田さんの「新しい資本主」義という考えは、大体の意味は伝わりますが、名称としてはあまり引きつけるものではないと感じます。

岸田さんが提唱していた「デジタル田園都市国家構想」も、ビジョン自体は理解できますが、短く略称されて「Digi」田と呼ばれているため、覚えづらさがあります。日本成長戦略本部に比べて、インパクトが薄く感じられます。過去にも、安倍さんの「1億総活躍推進担当大臣」のように、数多くのわかりにくい名称が存在しました。

その点、「日本成長戦略本部」という名称は非常にわかりやすく、国民に伝わりやすいと感じます。高市さんもテレビに出演し、評論家としての経験があるため、こういった名称に関しての意識が高いのかもしれません。

中身はお手並み拝見だが…

もちろん、事務方が提案した可能性もありますが、全体の構想を考えると素晴らしい名称です。これは誰でも何をやろうとしているか理解しやすいし、言葉としても難しくなく、考える余地も少ないです。

それから、中身については、これから期待しつつ、来年の夏ごろまでには一定の結論や方向性を示すとのことですので、その結果がどうなるか楽しみにしています。その間に自民党政権が続くことが前提ですが、一度決めた戦略は簡単には変えられないため、他の党になったとしても、この戦略はしっかり維持して欲しいと思います。

今回の成長戦略が、日本の国益を考慮しつつ、誰が政権与党になっても共通する内容だと感じたので、役員の皆さんがうまく調整してくれると期待しています。それでは、また次回お会いしましょう。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
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