2025年7月16日水曜日、のらニュースでございます。
連続更新が途絶えたことのおわび
きのうは失礼しました。録音しようと思ったタイミングで使っている音声配信サービスがメンテナンスに入っていたのですが、夜まで出かける用事があったため、最終的に公開できずという形になってしまいました。
外的要因で連続更新が途絶えるのも、なんだか少し気になる部分がありますね。自分でコントロールできるところはコントロールしたいなと改めて思います。
普段の仕事でも、書いたコラムなどは編集部に載せてもらうので、自分の考えるタイミングでは出せないこともあります。もどかしさはあるのですが、ただ金銭面ではなんとかバランスが取れるんですね。しかし、自分が自分の裁量で更新したいものがうまくいかないとなると、ちょっと残念に思う部分があります。
今、代わりの手段を考えています。もしかするとポッドキャストではなく、YouTubeメインで動画も込みでという方が今の時代には合っているかもしれません。そういうことも視野に入れつつ、早めに対応しようと思っています。
セブン&アイの「中国(台湾)」表記が炎上
昨日公開された私の記事、コラムをご紹介いたします。東洋経済オンラインに「『配慮に欠けるものであった』『心よりお詫び』…。『中国(台湾)』表記で波紋のセブン、その”謝罪文”にモヤモヤする背景」というタイトルの記事が載っています。
内容は、セブン&アイホールディングスのXに各国のセブンイレブンのユニフォームが掲載された際、そこに添えられた文章で「中国(台湾)」と書いたことが物議を醸しているというものです。
皆さんもご存知だと思いますが、中国側は「一つの中国」という原則を取っておりまして、大陸側も台湾も一つの中華人民共和国の内部にあるという認識をしています。一方で、台湾側は中華民国という別の国家があり、独自に政権を運営していると認識しています。
国際的には中華人民共和国と国交を結ぶ国が多いですが、中華民国が民間レベルでは交流を続けていることが一般的です。そのため、中華人民共和国の見解を全面的に受け入れるような表記については反発が出るのです。
セブンは「配慮に欠けるものであった」と謝罪したのですが、どこが配慮に欠けていたのかについては全然伝わってこない内容だというのはどうなのか、ということですね。結局、このような謝罪文なら出さなくてもいいのではないか、逆効果になりかねないと考えています。
皆さん、もしお時間があればご覧いただければと思います。
「炎上解説系」のスタンスは、そろそろ限界かもしれない
このような炎上系の話を書く人が最近増えているのですが、その際のタイミングはさまざまです。私も複数の業務をこなしながらネタを探したりしているのですが、他のサイトの事情もあり、思ったスピード感に私が追いつかないこともあります。
気がつけば、「同業者」の記事が読まれるようになってしまうことがあって、この戦い方はそろそろ限界に来ているのではないかと思っています。
そのため、もうすぐ独立4年目に入りますが、このタイミングでいろいろと見直してみようかなと思っています。
「お前らが選んだんだろう」と言われたとき、返せる言葉はあるか
さて、参院選まであと数日に迫っているわけですが、日に日に危機感を感じています。「根拠に基づかない主張」が拡散され、その「主張」が事実に基づくかどうかを検証する前に拡散してしまっている人がいます。
今までは「みんなまともな価値観を持っているから見過ごすだろう」という正善説に則っていたのですが、それが世の中として看過できない状況になって、しかも他者よりも支持されるというような状況になりつつあります。
議席は権力の象徴です。権力を握ってしまったら、それがどう使われるかわからないという点が心配です。「権力を握らせたこと」それ自体は、間接的な民主主義のもとに成り立っているので、後から文句は言えない。「お前らが選んだんだろう」と。
そして、今回選ばれた人は6年間、参議院議員です。2031年まではその人たちの立場が保証されますが、あなたはそこまで見越して投票していますか? 「はい」と自信を持って言える人は(私もふくめて)少ないのではないかと思います。
「可視化されているリスク」があっても、「あえて投票」ってどうなのよ
もちろん、その人がスキャンダルを起こした場合、それについての情報が投票前に伝わってこなかったのであれば、まだ擁護の余地もあります。
しかし、現時点で可視化されているリスクに対して、それでも支持しようと投票するのであれば、その行動はよく考えた方がいいと思います。「まずは選挙に行きましょう」の次に、「しっかり考えて投票しましょう」という道筋を作っていかない限り、多くの人々にとって残念な結果になりかねないと感じています。危機感を持っています。
それから、これは今後きちんと司法や国が動く話ですので、あまり詳細には触れないのですが、一部の政治勢力に関してロシア系の支援があったのではないかとの噂が出ています。
現状、公式な見解は国から出ていませんので、あまり触れることはしないですが、そういった俎上(そじょう)に上がっている事案については、その情報の信頼性についてどこまで信用を置くかが問題なのです。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)