2025年7月12日土曜日、のらニュースでございます。
さて、今日も今日とて夜の公開ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。天気が少し涼しくなったようですが、それでも暑い感じがします。体調を崩さないように気を付けてくださいね。
中道政党が存在感を出しにくい
では、まず宣伝と言いますか、今朝ですね、プレジデントオンラインに私の書いたコラムが掲載されました。タイトルは「アンチコメントこそが『最高の追い風』…なぜ参政党は『高齢女性は産めない』発言でも失速しなかったのか」。政策の一つを測るボートマッチの功罪について考察している内容です。
参政党が非常に注目を集めていることについて、議席を獲得するのではないか、さらには上位当選する選挙区もあるといったことが言われています。視聴者の関心も高く、攻めた発言をしていることが支持されています。
既存の政党は中道がメインで、あまり色の強い主張を出しにくい環境にあります。その中でボートマッチの存在価値が増しています。ボートマッチとは、選択肢を選んでいくと、あなたに合った候補者の確率が示されるもので、今では多くのメディアが大型選挙の際に必ず実施する仕組みになっています。
すると、過激で分かりやすい政党がボートマッチで上位に上がりやすいのです。
ボートマッチで狙える「政権RTA」
ボートマッチに出てくる質問は、一般的に皆さんが興味を持っている内容ですから、どれくらいその問題が注目されているかは、ニュースを見ればだいたいの傾向は掴めます。
最短距離で票を獲得するためには、どのような戦略を取ればいいか。今回のコラムでは、その点について書いているのですが、考えを整理して戦略を立てるような人たちが今後出てくると、結構大変なことになるかもしれません。
なるべく冷静に主観を入れずにお話ししていますので、もし興味のある方がいらっしゃったらお読みいただければと思います。
残り1週間でも状況は変わる
また、ここでも触れているのですが、参院選は17日間あります。この間に情勢が変化する可能性もあります。
コラムで引き合いに出したのは国民民主党で、一時は人気を集めていたものの、玉木雄一郎代表のスキャンダルやその後の公認問題で評価を下げました。その中で、受け皿として参政党が期待されている側面もあります。
この選挙期間が残り1週間のところで、参政党がどのような方向性に進むのか、まだ分からない状況です。風向きは直前までわからないものですから、期日前投票が可能な方は、その点も考慮されると思います。
政治に挑戦する人は、なるべくリスペクトしたい
政治にチャレンジする政党や候補者に対しては、参政党もふくめてリスペクトを持っています。私も選挙に出たことがあるので、その難しさを理解しています。政治活動は今後の人生に大きな影響を与えるものだと思います。
特に、参政党のように強い主張を持つ政党であれば、落選後のキャリアプランを描くのが難しいかもしれません。そういったリスクを背負って選挙に出ようとしている方々には評価の気持ちがあります。
「日本人」だって悪いヤツはいる
ただ、「日本人ファースト」のように、対比で見せる表現は、個人的にはあまり好きではありません。日本人だからといって悪い人は悪いですし、犯罪を犯す人はしっかりと取り締まられるべきです。
一方で、訪日観光客には、日本に来るのであれば、日本の文化を理解してほしいと思います。
「自国ではこう振る舞っているから、日本に来てもそれを許される」と考えるような価値観であれば、再考を促したいですね。
では、かけ足ではありましたが、本日はコラムの紹介でございました。それでは次回お会いしましょう。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)