杉並区政 「二極化」に埋もれる意見はないか 主張は感情だけじゃ届かない。それなりの理屈がともなわなければ、無視されるだけ——。そう思っていても、信じていても、社会は感情ベースで動きがちだ。ちょうど2年前の今日、とあるツイッターアカウントを始めた。保守か、はたまた革新か。政権与党か、は... 2024.07.29 杉並区政
エッセイ 土曜登校と五輪 急いで帰らなきゃと、家路を急ぐ土曜午後。小学校前にある歩道橋を駆け下り、電気屋さんの前を通り過ぎた途端、ブラウン管からファンファーレが響いた——。そんな「いつかの思い出」でも、ちょっとググりゃ、すぐ日付が特定できる。あれは1998年2月7日... 2024.07.26 エッセイ
エッセイ 令和ちゃん気をつけて ずっと幼いと思っていても、気づいた頃には大きくなっている。生まれてすぐ、「寒暖差のコントロールが、まだわからないんだねー。初めてだもん、しょうがないよね」と、大目に見ていたから、こうなっちゃったんじゃなかろうか。おかげで、ここ最近「日中は酷... 2024.07.25 エッセイ
エッセイ 資産としての「ぬか床」ガチホ勢 生活が便利になるほど、厄介ごとをしたくなる。私にとっては、2年ほど前に始めた「ぬか漬け」が、その一例かもしれない。数日放置するだけで、ぬか床一面が真っ白になる。「カビではなく酵母が繁殖しているだけで、かき混ぜると落ち着く」と知ったものの、や... 2024.07.24 エッセイ
エッセイ 「体力の限界」は、限界のはるか手前にあった 「体力の限界」という、千代の富士の引退口上は有名だが、そのころ生まれた私が、すでに体力の限界を感じている……といった書き出しを思いついて、念のため時代考証をしてみると、千代の富士の引退表明は1991年で、私が生を受けてから3年も後のことだっ... 2024.07.19 エッセイ
メディア業界 新聞はどこへ行くのか ほとんどの文字は、実家の新聞……いや、そこに挟まっている折り込みチラシで学んだ。週末になると近所の求人チラシが入っていて、そこで「近くに新しいスーパーができるんだ!」みたいなことも学んだし、国語だけでなく、生活意識みたいなものを覚えたんだろ... 2024.07.17 メディア業界
エッセイ 「書く」を制限してないか 中学時代に匿名でブログを始めてから、早20年以上たったのだけれど、いまなお文章を書き始めると、それなりにしっかりした文章を書かなきゃと、なにかしらの責任感を覚えてしまう。発信をためらうようになったのは、社会人になって「記者」をなりわいにして... 2024.07.16 エッセイ