2025年6月8日日曜日、のらニュースでございます。
33キロ歩いてきた件
昨日はですね、仕事が一段落してからウォーキングに出かけまして、33キロ歩きました。
6時間かかりましたけれども、時速5キロにちょっと足りないくらいで、ほとんど休憩しないで歩き続けました。
少し時間がゆっくりだったのは、水分補給と言いますか、飲み物を買ったり、スーパーで買ったりして、ちょっと時間をつぶしたりしましたが。
まあ、それなりに疲れていますけれども、ありがたいことに最近は本当に体が、少しずつ持久力もついてきましたし、体力そのものがついているとか、あとは疲れの回復も早めになってくるかなという感じはありますが、さすがに疲れているようで、今はちょっと聞き取りづらいと思います。
しゃべるのが少し難しいかなという感じはありますが。
石破首相「群馬怖い人がたくさん」
はい、今日のニュースをご紹介いたしましょう。
まずはですね、これは今日の発言なのかしら。石破茂首相がですね、「群馬県と聞くと怖い人がたくさんいる」などと発言したとして注目を集めています。
群馬県で地域活性化に向けた街づくりの視察を行った最中に発言したそうです。
その後、記者団から真意について問われると、「かかあ天下とからっ風」は、みんなが知っているが、でも来てみると違うよねというようなことがあると言ったとのことです。「来てみるのが大事」という意味が言いたかったようで、そこに差別意識はないと話していたようです。
私はこれは炎上認定として見ると発言と言えるか、ちょっと微妙な部分があるかなと思いますね。
「自虐」だったら許されても、他県民だとダメなことも
こういう言い回しはどちらかと言うとその地元の方々が自虐的に言うものなので、例えば山本一太知事が発言するならまだしも、鳥取出身の石破首相がそれを言ってしまうと、ちょっとそれは差別的に受け取られてもしょうがないよねという気がします。
ただ、この発言自体をことさら批判の対象にするのはちょっとやりすぎだなと思いますが、やっぱりもう少し気遣いが必要だと感じます。というのも、このように紹介した議員について「記者団から問われた」というのが一番大きなポイントです。
なんだかんだ言って、この問題視したからこそ記者団が質問しているわけですから。この発言が問題だと思うからその議員を聞くわけです。で、その問題かどうかの判断はやはり記者がするものではない。
その際、国民民主の榛葉賀津也幹事長が博多で、博多の皆さんは美人が多いと発言して、男性はそれに比べてまあまあだという発言をして軽く炎上状態になったという話がありましたが、それもこれと同じようにその発言があって、その後記者団から議員が問われることになったのです。
「記者団から問われた」がかけるバイアス
その「真意を問う」という手法を取れば何でも許されるのか、メディア側にはちょっと思います。真意を問わず、発言をそのまま流して、批判が出ればその後で対応すればいいわけです。「真意を問うた」と書くことにより、その時点で「これは問題発言だよ」というコントロールが効いてしまっているのではないかと思います。読む側はバイアスがかかりますから、大手メディアにはその点を考えてほしいと思います。
私のように影響力の弱いコラムニストが書いたところで、なんか馬の糞が言ってるぞという感じになるのですが。
ただ、そうした優越感がメディア側にあることが透けて見えると、なかなかメディアとの価値観の相違が増えるだけです。そして、それがマスコミという話に繋がっていくわけですからね。この文脈の切り取りかどうかに関わらず、ちょっと扱いは慎重になった方が良いのではないかと思いました。
声優クレカが受け付け終了に
はい、続いての話題をご紹介いたしましょう。クレジットカード会社の「nudge(ナッジ)」が発行している声優の坂倉花(さかくら・さくら)さんの公式クレジットカードについて、申し込み受付を終了すると発表されました。
坂倉さんのスタッフの公式アカウントが発表したという形です。
このnudgeというカードサービスは、基本的に「推し活」、つまりファンの推し活動のためのカードという位置付けのものです。
今までも、公式サイトを見ていますが、推し活をすることで自分が応援している対象に支援ができたり、例えばクラウドファンディングのような考え方をしていただければ分かりやすいと思います。それに応じた特典がもらえるという感じですね。
他にも「決済の一部が本人の活動費に」なるカードが
例えば、今公式サイトを見ると、元SKEの松井珠理奈さんのカードでは、ウェルカムメッセージ動画やオリジナルステッカー、もちろんカードの券面はその方のアーティストのものになっています。
そして、お名前呼びスペシャルボイスや動画など、毎日お買い物することで支援につながるというシステムです。松井さんのページにも「決済の一部が本人の活動費に」と書かれています。
スポーツ関係でもスポーツチームが発行しているカードを使うことで、選手のサイン入り公式球や試合のチケット、選手とワンゲームマッチできる権利など、面白い特典がありますね。
自治体のカードはありますが、大量に特典を出すわけにもいかず、この辺は控えめですが、活動支援につながるようなカードを多く展開している会社です。
そして、「ラブライブ!スーパースター!!」に出演されている坂倉さんも、こうしたカードが発行されることになったのですが、物議を醸しています。
松井さんの例と同じように、カードの利用額の一部が活動資金として還元される仕組みになっています。そして、特典には累計3000円以上の利用から限定動画や未公開オフショット、お名前を読んでくれるボイスなどが含まれています。
ポイント付与する代わりに…
しかし、少しその売り方に批判が殺到し、公式側は「一部で本来の意図と異なる形で受け取られる状況が見受けられたことから、協議のうえ、誠に勝手ながらクレジットカードの申し込み受付ならびにクラブ運営を終了させていただく運びとなりました」と発表しました。
カードは昨日の18時に受付終了となり、今日の15時にクラブを閉鎖するそうです。
これ、人に紐付いているから問題視されていますが、一般的にカードを使うとポイントが付きますよね。そのポイントが付かない代わりに、その分の金額を活動資金に回すという考え方から見ると、悪くない商売だと思いますし、芸能人を直接支援する形は、新たな経済圏を生むのではないかと考えます。
ポイントの代わりに寄付できるカードもあります。配信などしていればスパチャを投げたり、投げ銭機能を使うこともできますが、そうでない形で日常生活から「推し活」する方法として、この仕組みに期待しています。もう少し活かしてほしいなと感じますね。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)