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「書く」を制限してないか

あれこれ

中学時代に匿名でブログを始めてから、早20年以上たったのだけれど、いまなお文章を書き始めると、それなりにしっかりした文章を書かなきゃと、なにかしらの責任感を覚えてしまう。

発信をためらうようになったのは、社会人になって「記者」をなりわいにしてから、なおのことだった。10年ほど前のニュース原稿は、だいたい1200字前後が、ちょうどイイ読後感だった。それより短いと物足りないし、長いとまどろっこしいと感じるのだ。

フリーランスになってからは、最低3000字が、ひとつのベースになった。コラムを書くにあたって、経緯説明と私見を交えても、かなりの分量増になったわけだが、独立から2年が近づくにつれて、かつてほど負担に感じなくなった。

でも、それはあくまで「長い文章」について。もっと短くてもいいじゃないか。とくにブログなんかは、原稿の分量よりも、定期更新だったり、時勢をとらまえた的確なタイミングが求められる。しかも編集者も介在しないから、いつでも公開できる機動性が大事だ。

東京都知事選とか、トランプ氏狙撃とか。はたまた、まったく政治に関係のない「冷凍キュウリも意外といける件」とか、折りたたみ自転車にカゴを付けた話とか……。自分の周りに「自分の視点で切り取りたい事柄」は転がっている。

でも「自由に書きたい」と言いながら、その自由をみずから捨てているんじゃないかと気づいて、字数にとらわれず、書こうと思った。編集画面にそのまま打ち込んでいるが、これはこれで勢いがあって良さそうだ。140字ギリギリのチキンレースをねらう、ツイッタランド(エクスランドと言うのか?)とは違った醍醐味を覚える。

きょうは、こんな執筆記事が公開されました。宣伝も兼ねて。

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冷凍キュウリを、調理ばさみで切って、ごま油と味の素とかをまぶしたツマミを、添付画像にしておきます。それくらいが日常感あってちょうどイイのよ。

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