2025年10月9日木曜日のニュースでございます。
自民党新総裁に高市早苗氏
またしばらく空いてしまいましたが、その間に自民党総裁選で高市早苗さんが当選され、前評判でほぼ確実だと言われていた小泉進次郎さんは、次点で落選という形になりました。
高市さんのもとで、どのような政権運営をしていくのか、連立についてどうするのかがここ数日の話題になっています。状況によると、公明党さんはあまり良い乗り気ではないようで、場合によっては連日離脱する可能性もあるとの話もあります。
また、野党である立憲や維新は、このタイミングで野党の統一候補を建てようとする動きもあるようで、具体的には国民民主党の玉木雄一郎さんを首班指名する方向で投票する可能性もあるとされています。
しかし、玉木さん本人は、そういった動きには乗らないという方向性を見せています。要するに、各党各陣営や各政治家が「自分をどのように高く売るか」を考えているのかなと感じたりします。
「ワークライフバランス」もっと良い表現なかったか
今、久々に撮影しているのですが、最近特に10月に入ってから仕事がかなり増えておりまして、ありがたいことにフリーランスになって3年目に突入し、経済的には潤いつつある状況です。そこで、今日のテーマですが、高市さんが総裁選の当選後のスピーチで話していたワークライフバランスの話、これがかなり注目を集めています。
高市さんは、ワークライフバランスを考えずに馬車馬のように働いていくとおっしゃっていましたが、これに対して企業のトップである方が、総理になる可能性が非常に高い中で「ワークライフバランスを軽視するような発言はどうか」という批判をされています。また、私個人も少し不用意な発言だったのではないか、別の言い回しがあったのではないかと感じるのです。
高市さんの発言は、在任期間中は国民のことを最優先に考えて、自分のやりたいことよりも優先させるという意味合いでお話されたと思います。公務員や政治家が「公僕」と呼ばれるのは、国民のために働くという基本的な線があるからです。わざわざワークライフバランスを言わなくても、その前提はあるのではないかと思います。
また、高市さんはご家庭で旦那さんの介護があるといった話もあるので、ご自身の生活を無視するわけにはいかないでしょうが、国民に向き合う時間をさらに増やしていくという意味合いがあったのだと思います。ただ、ワークライフバランスと表現することによって、少し国民を働かせるのではないかという印象も与えるかもしれません。
いかにバランスを取るかが重要だ
「自分がやるのと人に強要するのは違いますよ」と、もっと明確にできる表現があれば良かったと思います。私はワークライフバランスが崩壊していて、もともとは趣味と仕事が直結する興味関心が向く方向性と仕事が一致している状況なので、今ちょっと仕事が強まりつつあるという感じです。それでも楽しめる部分もあるので、いいかなというふうに割り切れる部分があります。
ワークとライフは完全に対立するものではなく、ワーク寄りのライフもあれば、ライフ寄りのワークもあります。そのバランスをいかに取るかが重要です。
よく「ライスワーク」と言いますが、お金を稼ぐための仕事と、自分の興味を追求するライフワークの使い分けも考えると、縦軸と横軸の両方にワークとライフがあるということになります。そうなると、二つに分けるという考え方が現在の状況には適していないと感じたりもします。
「ワーク」と「ライフ」が溶け合うこともある
私の場合は、ライフ寄りの活動がワークに繋がる部分があります。「ネットサーフィンは遊んでいるのではないか」と思われるかもしれませんが、先端の情報を追いかけていくことは私にとって必要なことです。そのため、ワークとライフが溶け合っているような仕事も存在します。
このような考えを頭の片隅に置いておいていただきたいと思います。もちろん、私の中でもこれはお金を稼ぐための仕事だと割り切っているものもありますし、逆に言うとお金にはならないけれども、技術やセンスを磨くための投資的な仕事もあります。成功すれば他の仕事が見込めるかもしれないといった形で、投資の意義のある仕事もあるのです。
やはり自分の無理のない範囲で自分のためになることをすることが大事なのかなと思います。ということで、自民党総裁選と私のフリーランス4年目の抱負についてお話しさせていただきました。それではまた次回です。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)