2025年7月14日月曜日、のらニュースでございます。
オレンジ色のスタッフを従えて…
きのう7月13日の夕方に群馬県のマスコットキャラクター、「ぐんまちゃん」の公式Xに投稿された内容が物議を醸しています。後ろ姿の「ぐんまちゃん」が、両側にオレンジのパーカーを着たスタッフを従え、拳を突き上げているような写真が載っているんです。
その写真に合わせて、「この県(くに)を愛して何が悪い」という文字が添えられ、意気込む様子が書かれています。
しかし今日になって、「ぐんまちゃん公式情報」というXアカウントが、一連の件について謝罪しました。
オレンジを使って、郷土愛を語るだけで「認定」するのはどうなのか
具体的に、何をどう批判されたか。簡単に言いますと、「参政党を応援しているのではないか」という、うがった見方があったということです。

個人的には、参政党の主張は相いれず、言動にも疑問を持つことが多いです。ただ一方で、マーケティング手法としては非常に長けていて、今のSNS社会にフィットしやすい見せ方ができているところでは評価しています。

とはいえ、ただオレンジを使っているだけで「ぐんまちゃん」の投稿と絡めるのは、やりすぎなんじゃないかなと思う部分があります。
当然ながら「この県を愛して何が悪い」という表現は、ちょっとあおりすぎな気もしますが、これすなわち「排外主義だ」と決めつけるのも時期尚早に思えます。

そもそも「県」を愛さないマスコットに存在意義はあるか
県と書いて「くに」と読ませるという必然性がどこまであったのかは議論がありますが、群馬県のキャラクターである以上、県を守りたいという思いがあるのは間違いありません。
そもそも県のことを愛さないマスコットキャラクターは何なのかとも思います。
そういう話になってしまうので、ちょっとこの指摘が批判としてどうなのかと思う部分があります。そして、「オレンジ色を着ていたら参政党を連想させる」というのは、ちょっと行き過ぎではないかと感じます。
スタッフは10年以上前から、オレンジ色の服を着ていたといいます。とある選挙に出ている無所属の知人も、参政党が生まれる以前からオレンジ好きでしたが、今回も変わらずオレンジで挑戦しています。
たしかに「想起しやすい色」であることは間違いないですが……。それではまた次回です。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)