仕事依頼・問い合わせフォーム

参院選まで、あと2週間!序盤の情勢調査で感じた「やっぱりストーリー消費型のSNS選挙が好まれてる」話

イメージ画像 のらニュース
ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成

2025年7月7日月曜日、のらニュースでございます。

7月7日は七夕ですね

さて、今年も七夕ですね。「ささの葉さらさら」と言いますが、どうしても歌いたくなりますよね。しかし、その部分の歌詞が「♪ノニナニヌネヌ〜」と、うろ覚えになってしまいます。ちゃんと歌おうと思うと難しいですね。今年もその時期がやってまいりました。はい、そんなところからお話しするんですが、別に七夕だからといって特別なことはないんですけれども。

天の川は見やすい天気なんでしょうか。今日は少し曇り空で、関東地方はそうなっているようですが、雨模様にはならなさそうなので、もしかしたら見えるかもしれませんね。

7月の初めというと、そこまで暑くはないかという気がしていますが、最近はもう本当に暑くなるのが早いですからね。今日も東京は最高気温36度の予報が出ていますので、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。

共同通信の世論調査で、自民→参政→国民→立憲の順に

さて、本日のニュースをご紹介しますが、ほとんどの土日祝日は世論調査が行われることが多く、参院選の途中ということもあって、どこに投票するかが焦点になっています。共同通信が5日と6日に行った全国電話世論調査の結果が報じられていますが、その結果に衝撃が走っているそうです。

比例投票先、自民18% 参政伸長8%、国民・立憲上回る
共同通信社は5、6両日、参院選の有権者動向を探る全国電話世論調査(第2回トレンド調査)を実施した。比例代表の投票先は自民党が18.2%で、6月28、29両日の前回調査(17.9%)から横ばいだった。 ...

比例代表の投票先が、自民党は18.2%、参政党が8.1%、国民民主が6.8%、立憲民主が6.6%ということで、国民・立憲を1.5ポイントほど上回る形で、参政党が2番手に付いています。これが共同通信だけの結果かというと、そうではなさそうです。

朝日新聞が7月3、4日に行った調査では、SNSを重視する層は、24%が参政党の比例に投票するとなっています。SNSを重視していない層から見ると、参政党は5%程度に留まっていますので、そういう意味では差がついているのは確かですが、数日前ですので、もしかするとSNSを重視していない層にも参政党が支持を集めつつあるのかもしれません。

SNS重視層、比例区投票先は参政24%、国民19% 朝日序盤調査:朝日新聞
朝日新聞社が7月3、4日の序盤情勢調査とあわせて実施した世論調査では、政治や選挙に関するSNSや動画サイトの情報を重視しているかどうか、聞いた。「重視している」は27%で、「重視していない」は68%…

私としては、参政党に対してどうこう言うつもりはありません。どんな主張をしていて、どんな日本を目指すのかといった点を評価するのもなかなか難しいですからね。

残り2週間で、また状況が変わ」かも。それだけ「飽きやすい国民性」になった

ただ、「選挙の空気感」に突いては、ちょっと言いたいことがあります。私がネットニュースの世界にずっと身を置いていますが、「ストーリー性が世の中を動かしている」という印象が、SNS社会になって余計に強まっていると感じています。

そしてそれが、今回の参政党の支持上昇に繋がっているのではないかと感じています。ただ、参院選の期間はあと2週間ほどあるので、その間にどんな動向が見られるかが気になります。

国民民主は、玉木雄一郎代表のスキャンダルや、その後に山尾志桜里さんや須藤元気さんの公認といった流れで支持が下がり、特に強い保守派の支持者が参政党に移っていると思われるのが今の状況です。

これもここ数ヶ月での変化です。慌てて山尾さんの公認を取り消しても、状況としては劣勢になっているので、このような浮き沈みが1ヶ月〜2ヶ月単位で激しく起こることがあるのです。

考えてみると、もしかしたらこの2週間の間に参政党が伸びる一方で、投票日までの間に失速する可能性もゼロではありません。そのくらい新陳代謝が激しく、飽きやすい国民性が顕著になっているのではないかと思います。

「存在感」パイの奪い合い、勝ち抜くのは…

参政党としては今、熱が上がっているタイミングなので、さっさと期日前投票を促し、飽きられないうちに早めに票を確定するのが戦略なのかもしれません。ここから2週間で、別の党が一気に伸びる可能性もあります。

参政党がSNS人気を利用して伸びている中、石丸伸二さんの「再生の道」も候補者を出しているのですが、都知事選の時ほどSNS戦略が成功しているようには見えません。NHK党も参政党の勢いに押されているように感じます。れいわ新選組は、SNS上でも取り上げられていますが、これまでの国政選挙ほどの波を感じられません。

社民党は、ラサール石井さんが出てきたことで、注目されていますね。このままの流れが続けば、党勢を回復するきっかけになるかもしれません。

私が注目しているチームみらいは、まだ存在感を発揮できていないようです。

私が投票先を選ぶ基準

最近の「SNS選挙」の流れは、私はあまり好きではないので、政策をしっかり見て、誰が良いのかを考えた上で投票してほしいと思っています。響きの良いことだけ言えば誰でもできるわけで、実際にその人に国を託して大丈夫なのかまで考える必要があります。

そうなると、やはり候補者自身が知識も能力も備えている人でなければ、政治の世界で活躍してほしくないと思います。私は東京に住んでいますが、東京選挙区にも「この人はどうなんだろう」と思う方が実際にいます。そういう方が当選してしまうと私は嫌だなと思います。

選挙の前まで、投票先をどうするか吟味しようと思っていますが、私が大事にしているのは、「政治の世界でなくても活躍できる人であること」「それでも他業種の知見を生かして、政治に貢献したいと思っている人」を評価することです。

具体的には、選挙区も比例も、政策に共感でき、感覚も近い同世代の候補者を選ぼうと思っていますが……。投票日にはちょっとお酒を飲みたくなってしまうかもしれませんね。

ということで、また次回お会いしましょう。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
タイトルとURLをコピーしました