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退職代行モームリの「非弁行為」容疑で考える、「業務独占資格」の現在地

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ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成

2025年10月22日水曜日のらニュースです。

モームリ運営企業に家宅捜索

本日、退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロスという企業に対して、警視庁が家宅捜索を行いました。

疑われているのは、弁護士法違反という形で、いわゆる非弁行為です。弁護士資格を持たないモームリの運営企業が、本来弁護士が行うべき業務を行っているという内容です。

この問題については、今後の対応がどうなるのかが注目です。

私も法学部を卒業してはいますが、法律の知識は十分ではないので、具体的な判断は避けますが、非弁行為に関してお話を広げていきたいと思います。

業務独占資格とは何だ

弁護士は特定の業務を独占的に行う資格を持っています。こうした資格を「業務独占資格」と言います。

たとえば、運転免許もその一例です。運転免許を持っていなければ、車を運転することはできません。他には教員免許や医師免許なども業務独占資格に当たります。私が持っているのは、運転免許と、国内旅行業務取扱管理者資格です。この資格は、旅行代理店で旅行商品を扱う際に必要とされます。

また、無線従事者としてアマチュア無線技士の免許も持っていますが、これは業務にあたるのか疑問に思うこともあります。ただ、一般的にはこれも「業務独占資格」に含まれます。

資格にとらわれすぎるのも問題だ

「業務独占」だけでなく、「名称独占」もあります。この名前を使えるのは、その資格を持つ人だけというもので、たとえば弁護士や医者はそうです。

一方で、カウンセラーなどは別です、カウンセリングは誰でもできます。私のような「ライター」も名乗ることができますが、「コラムニスト」は、さすがにコラムを書かなければ信頼性に欠けます。

資格が重要なのは事実ですが、それにとらわれすぎるのも問題です。資格を持っているからといって必ずしも正しい道を歩んでいるわけではありません。

「業務」と「肩書」が一致しないこともある

今回は「モームリ」を考えるにあたって、弁護士が必要な業務があることを念頭に置きつつ、どこからどこまでが弁護士の範疇なのか、業務と肩書きの関係を改めて考える必要があると思います。

多くの企業では職位と給料が一致しないこともあります。資格を持っていても、個々の経験・適性によって能力は異なります。資格試験は入口であり、実践が大切です。

資格だけに目を向けるのは疑問です。場合によっては、資格を持つ人よりも実務経験がある人の方が優れていることもあります。今後、資格ばかりでなく実務経験重視の方向性を考えるのも一つの方法かもしれません。

それでは、また次回です。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
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