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炎上ウォッチャーが解説!林原めぐみ「日本ザリガニが外来種に喰われる」ブログは、なぜ燃え上がったのか?

イメージ画像 のらニュース
ブログ本文を元に、DALL-E3にて生成

2025年6月10日火曜日、のらニュースでございます。

もうすぐ梅雨ですかね

昨日はですね、東京地方はかなり雨が朝から晩まで降っていて、西日本の方は梅雨入りしたそうですけれども、東京はまだしてないのかな? まあ、でももう梅雨入りだよねという感じの天気になっていますね。

昨日、今日、明後日くらいまではちょっと雨が降るようで、そこから先も曇り空ということでね、曇り空だったらいいですよね。

曇り空だったらウォーキングも行けるし、ジムに自転車で行けるしなんてことを思うんですが、少なくともこれから先、外に出づらい時期が続くかなあという状況でございます。

「無関心さ」への悲しみを伝えたかったとのこと

ということで、今日のニュースをご紹介いたしましょう。声優の林原めぐみさんのブログが今注目を集めています。

これは、おとといの日曜日の夜に公開されたもので、「興味がない、わからない、知らない」というタイトルです。その後、それに続く形で、「でいいんだろうか、本当に心配になって来ました」と書かれています。

これ、ブログの内容が変わっているようで、変更前は韓国のYouTuberを紹介しつつ、様々な話をされていたそうですけれども、それは今は載っておりません。

韓国のYouTuberを取り上げたところ、韓国にいる友人から連絡があったと。韓国は今、右派と左派が対立している中で、どちらか寄ったような発言を支持する見せ方になると、もう一方の方が悲しむよねということで、そういうことを理由にその部分を割愛したと書いています。

その理由は伝えつつ、「日本が日本に[無関心]な事が、とにかく悲しいと伝えたかった」と追記では書いています。

「やはり政治的な発言は、難しい」

おそらくその先は、元からの文章なのだと思うんですが、こう書かれています。

「一部の海外留学生に無償で補助 日本の学生は奨学金(返さないといけないから平たく言うと借金ね)に繋がる曲がった真実 人任せじゃなく ちゃんと選挙に行かなくちゃいけない 『どうせ』とか『変わらない』は使ってる場合じゃないとこに来てしまっていると思う」

続く段落では、外国人観光客でもマナーを守らない人たちについては、規制でしっかり取り締まらないといけないというような主張を書いています。

そして、そういうところにお金を使うよりは、まず税金を収めている人たち、ここでは「(納めた在日外国人は勿論含む)」という風にしているところがポイントですが、そこから優先順位を先にした方が良いんじゃないかという主張を書きつつ、そう思うのは「排外主義と言われるのかしら」と。そして最後は、このように締められています。

「日本の中が疲弊したら[おもてなし]もできなくなる 裏金の方が酷いし問題だけど とにかく、選挙権がある人は(18歳からね) 今一度、その権利を考えて欲しいと言いたかった やはり政治的な発言は、難しい」

キャラクターのイメージ維持が、声優の商売道具ではある

このブログ投稿が物議を醸し、Xではトレンドで「林原めぐみさん」が入りました。

「これが排外主義だ」「こういうところから差別意識が生まれてしまう」「影響力のある方が言うのはいかがなものか」というような発言がされています。

私このブログ記事、皆さんも全然まだ公開されてると思いますので見ていただきたいんですけれども、それを読んでどう感じたでしょうか? この話の一番の結論は、「やはり政治的な発言は、難しい」というところにくると思うんですよね。

立場上ね、なかなか言いづらいでしょう。とくに林原さんは、日本を代表する声優さんです。「エヴァンゲリオン」の綾波レイだったり、ついこの間まで「ハローキティ」もやってました。「名探偵コナン」の灰原哀もやってますね。

声優さんであれば、やっぱり「キャラクターのイメージを壊してしまうような発言には、慎重になるべきだ」っていう意見があるのも、わかります。ただ、それでも「政治的発言は難しい」とは、あまり思わなくていい世の中になってほしいなと思います。

「外来種」との対比がなければ、批判も落ち着いていただろう

その上で、「排外主義だ」と取られてしまう部分があるとしたら、そこはどこか。ネットメディア編集者の視点から考えてみると、「そこはしっかり取り締まらないとやばい」に続く、この表現でしょうか。あえて先ほどの内容紹介では、触れませんでした。

「日本ザリガニがあっという間に外来種に喰われちゃったみたいになってしまう。例えば並んで買う、とゆー暗黙のルールが損しちゃう世界になる」

その後、「どこか特定の国を否定している訳じゃない」と続き、税金はまずは収めた人に〜と繋がる、ブリッジ的な表現ですが、やはり「日本の固有種が外来種に食べられて駆逐されてしまう」と感じさせる表現を用いたことで、「どこか差別的な意図を持っているんじゃないか」と感じさせたんじゃないかなと思います。

この「外来種」表現さえなければ、世間からの批判のトーンも、若干落ち着いた形になるんじゃないかなと思うんですよね。

ここに関してはちょっと表現が過激と言いますか、まさにその排外主義と通底する「固有種を守ることで外来種を排除した方がいい」というような取られ方になってしまいます。

でも「日本ザリガニ」には、日本を愛する外国人も含まれているのではないか

おそらく林原さんの意図としては、ここで書いた「外来種」は、「外国人全員」を指しているわけではなく、「マナーが悪い、一部の外国人」の話をしているんですよね。

だから、「郷に入っては郷に従う」なんて言葉もありますけれども、そうではない。「日本の価値観」でも、はたまた「自国の価値観」でもなく、「自分の価値観」のもと、乱暴に振る舞うような人たちを「外来種」と表現したんじゃないかなと、私はこの文脈から推測するんですよね。

私の解釈では、この「日本ザリガニ」の中には、国籍が日本の方だけでなく、日本を愛して、リスペクトしてくれている在住・訪日外国人の皆さんを含めているのだろうと。

ただ、具体名として、国名を冠する「日本ザリガニ」を出してしまったから、余計に「外来種」との対比が際立って、きつく伝わってしまい、炎上を招いた。

だからここはね、ちょっと言葉足らずだったなっていう風に私は感じています。特に日本語のプロである声優さんであれば、もうちょっとウマい表現があったんじゃないかな、と感じる今日この頃です。

(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)
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