2025年6月4日水曜日、のらニュースでございます。
「ミスター」長嶋茂雄さん死去
昨日は朝から大きなニュースが飛び込んできました。ミスタージャイアンツこと長嶋茂雄さんがお亡くなりになったという報道がされ、日本中がミスターショックと言いますか、惜しむ声があふれていました。
テレビも夜の19時台、20時台というゴールデンタイムの真っただ中に、日本テレビが特別番組を放送していました。
日本を代表する人物であることはもちろんですが、日テレにとって読売ジャイアンツは「永遠に不滅です」と仰った長嶋茂雄終身名誉監督については、当然のこととして大きく取り上げるという感じがありますね。
少しこの話に触れたかったのですが、今日はほかにも色々なことが起きておりますので、そちらをご紹介していきたいと思います。
韓国大統領選で李在明氏が圧勝
日付が変わるちょっと前ぐらいでしょうか、韓国大統領選で李在明(イ・ジェミョン)さんが当選確実となりました。今日から早速、政権交代となる形です。
イ・ジェミョン氏は革新系の「共に民主党」の前代表ですが、保守系の国民の力の金文洙(キム・ムンス)さんらを破ったという形です。今回の選挙は、現大統領である尹錫悦(ユン・ソクヨル)さんの任期に伴う選挙でした。
「共に民主党」は議会でも多くの議席を取っているようですので、かなりしっかりした体制で運営されていくのだろうと感じています。韓国の大統領は数年ごとに問題が起きてきており、保守も革新も含めて長期政権はあまり予見できるものではありません。そのため、今回選ばれたイ・ジェミョン氏がどのような政権となるのか注目されています。
(行政の継続性を考えると)政権が長く続くことを祈りつつ、ただ日韓関係に関しては過去に強めの発言をしたことがあることには注意が必要です。最近では日韓の協力を重視すると語っていましすが、前回のユン政権は、かなり親日的な姿勢を見せていたことから、その政党への批判の流れで今回当選した面もあり、対日感情をあおる形になるのではないかと私は心配しています。
ABEMA Primeに3度目の出演
駆け足ではございますが、この2つをご紹介した後、残りの時間でお話しさせていただきますのは、昨日インターネットの人気番組「ABEMA Prime」に出演したことについてです。録音しているのは、帰宅してから1時間ちょっと経ったところです。
今回が3回目の出演となりました。緊張はしなかったのですが、今回は2人ゲストがおりまして、もう1人の方の勢いに圧倒されたというのが率直なところです。最初に出演の話が来たのは当日の午前中、「今夜出られないか」という連絡でした。
フックとなった話題は、「エンターテイナー折原」を名乗る、SNSで暴露系配信を行っていた容疑者について。会社役員の男性の私的な情報を投稿し、その投稿を削除するために300万円の現金を要求した恐喝容疑が報じられました。
この話を元に、暴露系と呼ばれるYouTuberとはどういうものか、運営する側のモチベーションやどのように受け入れられているかという話になりました。
一緒に出演したのは「kimonoちゃん」さんという、元々暴露系のYouTuberで、YouTubeがBANされた後は、暴露系と言うよりはむしろ不倫に関する一般人のコンテンツを提供している方です。その方と私の2人でしたが、やはり当事者の話がメインになり、私は30分のコーナーの中であまり目立てなかったという感じがしています。
勝手に「正義だ」と思っている人に、どう向き合うべきなのか
1つの論点として、彼らは自分たちが正義感でやっているわけではないと考えているという話でした。しかし、本人が正義感でやっていなくても、それを正義だと受け取る人はいます。そんな人たちに対して「違う」と伝える方法をしっかり考えなければなりません。
よくある話として、「自分たちは情報を提供しているだけで、拡散して燃やしている方が悪い」という見方があります。
例えば芸能人の何かのスキャンダルがあった時のように、直近の例でイーロン・マスクさんがいらっしゃいますね。イーロン・マスクさんはX(旧Twitter)、テスラ、スペースXなどを運営されています。
彼の過去に関係があったとされる人物が、日本のポップスターとの子供がいるということを明かし、注目を集めています。そのことで誰なのか特定しようとする声や推測が広がっている状況です。
問題はどこにあるのかということで、詳細に特定しようとする人々がいることはもちろん悪いのですが、そのような特定を促すような動きもあるという点です。原動力が「正義」ではなくても考えなければならない問題だと私は思っています。
考えるべきは「受け手の問題」ではないか
「正義だと思って、それにすがる人たちをどうしたらいいのか」という問題もありますし、さらにエンタメとして消費している人も多いわけです。やじ馬のようにゲーム感覚で特定したり、うっぷんを晴らしたいという形で参加する人もいます。ですので、受け手側の問題をしっかり議論しなければ、あまり解決策は見えてこないだろうと思っています。
結局、私がもう少し積極的に会話に割り込めばよかったのですが、流れ的に「暴露系側の考えを聞く」形で30分が終了してしまいました。そこはまた別の機会に、どうすればよいのかという発展的な話もしたいなと思っています。
彼らがどのような理屈やマインドで運営しているのか、例えばモチベーションはお金なのか、承認欲求なのかなどが話題になりますが、その2つに当てはまらない場合もあります。
依頼してくる人がいて、そこにしか頼れないために、刑事や民事での対応が難しい場合、法律で解決できない相手に対して、暴露系に託すことで問題を解決しようとする層がいるのです。
放送では「未成年の場合、表沙汰にしにくいこと」が理由にされましたが、だからと言って許されるところと許されないところがあり、その「なぜ許されないか」についての解決策が、具体的に見いだせなかったのは非常に残念でした。
まだまだ論戦能力が低いと反省
私はこうして一人でしゃべることはできるのですが、百戦錬磨の方々の中で、自分を持っているYouTuberたちの意見を聞くと、なかなか食い込む余力がなかったという反省があります。非常に疲れまして、体重も帰宅後に減っていました。
これまでの2回はメイクをしませんでしたが、今回は始めてメイクをしてもらいました。どう写るか確認していませんが、汗はやはり止まりませんでしたね。
こうして毎日、のらニュースでお話しし、ニュースについてその場で思うことを話すことは多少なりとも訓練につながっておりますので、何とか続けていきたいと思っています。
今回の出演は、今後のオファーにつながるものではなかったかもしれませんし、「金の無駄だ」と思われたかもしれません。その点は反省しております。リベンジさせてください。
それではまた次回です。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)