2025年5月28日水曜日、のらニュースでございます。
最近、気持ちが落ち着いているような気がする
仕事もプライベートもバタバタしていて、ストレスはたまることはたまるのですが、体への負荷はそれほど多くない気がします。
やはり最近体を動かしていることも影響しているのか、長年蓄積してきた体のダメージが少しずつ回復しているようにも感じています。
禁酒を始めてから約1か月半が経ちましたが、それによってイライラがかなり落ち着いてきたように思います。
まあ、諦めの気持ちもあるのかもしれませんが、目くじらを立てても仕方がないというか、今ここで荒れるよりは目の前のことを地道に片付けたほうが良いという、おおらかな気持ちになりました。おそらく血圧が下がったり心拍数が落ち着いたりしているのだと思います。
もともと家系的に血圧が高いことと、30歳を過ぎてから心拍数が高くなる症状が出ていることもあり、焦りにつながっていました。焦りが積もると体への負担も増しますから、そのあたりがかなり落ち着いてきたのかもしれないと感じています。これは私自身の話ですが、さて、本題に移りましょう。
フリマ3社が任天堂と協力へ
まず、最近ほぼ毎日のように話題になるのですが、Nintendo Switch 2に関して、大規模な不正対策が行われることが発表されました。
具体的には、大手3社である「メルカリ」、「Yahoo!オークション」および「Yahoo!フリマ」、「楽天ラクマ」の3つのフリマ事業者において、任天堂と協力して対策を行います。
具体的には、不正出品を防止するため、一歩踏み込んだ取り組みを行うということです。これはSwitch 2に限らず、メーカーとプラットフォームが手を組むことになりますが、こうした取り組みはこれまであまりありませんでした。
フリマアプリはプラットフォームとして、出品者と落札者の仲介役に過ぎないという建前があります。そのため、プラットフォーム側が特定メーカーの商品に制限をかけることは好ましくないとされてきました。
しかし任天堂は今回、不正出品を防ぐためにこの制限を強化し、ヤフーなどはSwitch 2の出品を禁止するなど、かなり踏み込んだ措置を取りました。これほどの完全な適正化を行うというのは、過去の事例にはなかったと認識しています。
プラットフォーム側がここまで対応したことは評価できると思いますし、任天堂からの働きかけも大きいでしょうが、具体的にどのような交渉があったのか、業者側の提案も含めて詳しいことは分かっていません。
今後のフリマアプリ業界を変えていく予感
今後、この交渉過程も含めた対策が一つの事例となるかもしれません。任天堂Switch 2の発売日は6月5日で、それ以降の対応は未定ですが、ヤフオクのガイドラインには適宜更新すると記載されています。
ヤフオクとYahoo!フリマは、「転売商材として取引環境の混乱を招くおそれがあるもの」を禁止リストに追加し、取引環境の整備を強化しました。こうした取り組みはこれまでなかったため、今回任天堂Switch 2の発売を機に導入された形です。
今後も注目が集まり定番化が予測される商品については、事前に禁止リストに追加して防止策を取る方針と見られます。
業界の大手がこうした踏み込んだ対策に出たことは非常に大きく、この動きが今後のフリマアプリの世界を変えていくのではないかと考えています。
最近はなかなか更新できていませんが、ダイヤモンドラインの方で「〈ネット魔境〉探検隊」という連載を持っており、メルカリやヤフオクで出品されている怪しい商品や陰謀論的なもの、夏休みの宿題代行なども取り上げています。
そうした関連もあり、今回の話題は個人的に注目していました。社会問題化する定番商品の不正対策はやはり必要で、業界もこれまでは見逃してきた部分がありました。
大変だとは理解しつつも、対策せず放置しておくほうが楽だという風潮があったのかもしれませんが、これをどうアップデートしていくかが鍵になります。
「住所のあたりまえを変えていく」は実現するか
今日だけでだいぶ話してしまったので本題には入りにくいのですが、また改めてお話ししたいと思います。
次に、日本郵便が「デジタルアドレス」という新しいサービスを発表しました。これは7桁の英数字で住所を識別するサービスです。郵便番号も7桁ですが、こちらは特定の住所と紐づいているわけではなく、個人に割り当てられるものです。
デジタルアドレスの公式サイトには「住所のあたりまえを変えていく」と記載されており、住所をもっと便利に、無意識のうちに感じていた多くの不便を解決することが目的とされています。
つまり、都道府県名、市区町村名、町名、マンション名、部屋番号までの住所情報を7桁の英数字で表示でき、しかも引っ越しても同じデジタルアドレスを使い続けることができるということです。
例えば私にひも付けた場合、今住んでいるところでも、将来どこかに引っ越しても同じ7桁のデジタルアドレスを使い回せるようになります。それだけでもこのサービスの利便性が伝わるかと思います。
ただ、現在のところこのデジタルアドレスで郵便が届くわけではないので、どれほど意味があるのかはまだ未知数です。
いつかは住所・郵便番号の代わりに?
報道によると、日本郵便は将来的にこのデジタルアドレスだけで郵便物を配達することも目指しているとのことです。
このあたりの使い分けはどうなるか、例えば郵便番号欄にデジタルアドレスを書くスペースを設け、そこに7桁の英数字を書くと郵便局側で読み替えて印字し直すといった仕組みが考えられます。これは手間はそれほどかからないと思われますが、追加料金が発生する可能性はあります。
このように、郵便番号だけでなく住所全体を含めてアップデートしていくことが望ましいでしょう。
まだ使い方は模索段階ですが、将来的には非常に有益なものになると期待しています。
これをきっかけに本題に入ろうと思いましたが、また次回以降にお話ししたいと思います。
それではまた次回。
(以上はコラムニスト・城戸譲が、ポッドキャスト「のらニュース」などで話した内容を、AI文字起こし・要約によってブログ記事化したものです。公開時点で最新情報ではない可能性があるため、その点はご了承ください)