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パーフェクトという自称

エッセイ

いつも愛飲しているお酒は「パーフェクトサントリービール」なる商品名だ。略称PSB。糖質ゼロの恩恵は受けられている気がしないが、どこか健康のことを考えているようだし、度数も5.5%と少し高め。そして何より、発泡酒でも第三のビールでもないから、それなりにおいしい。しかも、各社のビールより休めに売られていることから、あらゆる角度でパーフェクトでしかない。

とはいえ、この「パーフェクト」は、あくまで私の評価でしかない。それをビールみずから自称しているのは、実力のあるコイツじゃなければ、自意識過剰と思われかねない。数年前に、とある芸人さんが「PERFECT HUMAN」なる楽曲で話題になったが、あれも「俺スゲー」と自画自賛している構図をギャグと位置づけたからだったと認識している。(なお、その後の活躍を見ると、本気なのかもしれないと思っています)

かくいう私と言えば、パーフェクトとは、ほど遠い。だからこそ、全身にパーフェクト成分を補給すべく、日夜パーフェクトサントリービールを飲み続けているのだ。

ちなみに先日、PSBはパッケージをリニューアルして、より洗練されたデザインになった。さらにパーフェクトに近づくんだな、お前は……。

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