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丁寧な暮らしを乾かして

そうめんのイメージ(イラストACより) エッセイ
そうめんのイメージ(イラストACより)

安い外国産牛肉を買って、小分けに冷凍しておこうと思っていたのに、気がつけば消費期限が切れていた。

あわてて甘辛く、すき焼き風に煮て、卵に絡めていただく。平日のブランチにしては豪華だが、これはあくまで消費。生肉の色は多少悪くなってたけど、数時間後の今のところ、体調に変化はない。

今の家に引っ越してから、「肉類は小分けにして冷凍」という習慣を付けた。個人事業主だと、リモート作業の合間を見つつ昼食を取りがち。面倒くさいので、ふるさと納税で手に入れたそうめんを茹でる傾向があるんですが、少しでも肉っぽいつけ汁がほしくなる。

「武蔵野うどん」は食べ慣れてないけど、そのテイストのそうめんなら、幼いころから親しんできた。肉とめんつゆを煮込めば、それなりに近づく。

ホントならネギ系を一緒に煮込みたいけど、買うのも切るのも面倒なので、フリーズドライの長ネギみじん切りを投げ込む。10袋くらいで100円、それなりにコスパがいい。

ずぼら人間にとって、フリーズドライや乾物は生活に彩りを与える。先日は乾燥ゆず皮を買った。汁物に添えるだけで、どこか丁寧な暮らしに感じられる。

なにより、消費期限を気にしなくていいのが助かる。冷蔵庫の在庫管理なんて、私にはハードルが高すぎるのだよ。

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