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紅白はっきり付けない余白

NHKホール エッセイ
NHKホール(写真ACより)

前夜のうちに原稿を書いて、翌朝に予約投稿する。そんなこんなで6日連続ブログ更新を実現したが、ついに途絶えてしまった。「それでも日付が変わる前ならセーフ」とばかりに、あわててキーボードに向かうのでした。

昨夜、ようやく紅白歌合戦を見まして。録画だと「つまみ食い」できるのがいいですよね。個人的に好きなアーティストや、SNSで話題になった場面を、早送り機能を駆使して高速観賞。ゆとり世代のなかでは、タイパ重視の方だと思います。なんか矛盾したような言い回しだけど。

それぞれのシーンについては、あまり論評しませんが、気になったのが「LIVE」表記の使い分け。当然ながら、生放送シーンに「LIVE」を入れて、録画シーンには入れないんでしょうけど、明らかに生放送(と思われる)場面にも入ってなかったんですよね。

そしたら、最初から最後まで、入れなくていいじゃん……などと、あまのじゃくな私なんかは思ってしまうのです。そもそも地デジ化してから、数秒のタイムラグが標準になり、時報もピッピッピッポーンじゃなくなったわけで。

どこまで生放送に価値があるのか。事前収録だからって、パフォーマンスさえよければ、あんまり関係ないのでは? そりゃ、けん玉ギネス記録や大型ドミノを、編集アリの収録下で挑戦するのは、さすがにどうかと思いますが……。

あぁ〜しらきさんのネタじゃないけど「♪LIVEかな、録画かな?」みたいな、極めてファジィな放送形態にしてもいいと思うんですよ。数年前の紅白が「ボーダレス」をテーマにしたように、いまや紅組・白組の垣根もゆるやかになり、多様性の中で、断定しない世の中です。

「生放送」にこだわってるのは、メディア側だけのような気もするんですよね。

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